ガートナー社が毎年、サプライチェーンの変革や管理の優秀企業を紹介している。今年のトップ25社の中にはPCのレノボ社等、新規6企業がランク入りしている。常連組としてシスコシステムズ、ジョンソンエンドジョンソン、ネスレ、ペプシコ、アリババ等がトップ10を占めている。この評価指標は6項目から構成されており、その中には、ROPA:営業利益 ÷ (有形固定資産+期末棚卸在庫)という指標がある。数値が大きいほど良いということであるが、これは従前からのサプライチェーンの効率性を測る1つの指標である。さらに近年ではEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)への取組みも評価指標になっている。これまではサプライチェーンの効率性評価に注力されていたが、近年のESG経営の潮流がサプライチェーンの変革・管理にも影響してきている。
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Rankings of the 2020 Supply Chain Top 25
SCM/ロジスティクス
2020年05月29日