CONSULTANT COLUMN
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経営戦略文具業界再編、海外戦略の方向性
2022年10月23日
文具業界大手(以下、A社)が出資した同業種(以下、B社)との提携を加速する。B社はこれまで、ファンド、競合他社から出資を受け、再建を目指してきたが、今回、A社が競合他社より株を買取ることとなった。A社は海外販路の提携によ…more
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新規事業健康産業の新規事業コンビニジム、すきま時間の有効活用
2022年10月16日
健康産業大手がコンビニジムの新規事業を展開する。1日5分のトレーニングを掲げ、ジムでの着替え等は不要。入退会はすべてスマホで対応可能と利用者の時短を徹底、サブスク型で月額2980円とのこと。体組成計や血圧・心拍数を測定す…more
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ITテクノロジーフードテック普及について
2022年10月10日
世界のフードテック市場規模は2020年に24兆円だったものが、50年には279兆円へ急拡大する見込みである。 その中身は、世界人口増加に伴う食糧不足に対する、培養肉や代替肉の普及などである。 しかしながら、植物などの別の…more
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マーケティングフードロス-家庭におけるロス削減-
2022年10月03日
先日、食品の年内値上対象品目が約20,000品目に上るとの報道がされた。ウクライナ情勢や、世界各地で起きている水不足による国際的な供給不足、また円安による輸入コスト増と、生産額ベースで食料の約4割を外国からの輸入に依存す…more
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SCM/ロジスティクス物流不動産開発と物流オーケストレーション③
2022年09月26日
これまでコラム2連載で物流オーケストレーションを紹介した。最後の回では物流オーケストレーションの本質である「つなぎの技術」に言及する。 前回コラムで記載した通り、オーケストレータは多種の物流サービスを組合わせて、提供する…more
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SCM/ロジスティクス物流不動産開発と物流オーケストレーション②
2022年09月20日
前回のコラムでは物流不動産開発業界における物流オーケストレーションの必要性について言及した。今回は物流オーケストレーション機能について言及する。 当機能は物流不動産開発企業が自社建設した新倉庫に対しテナント(顧客)を誘致…more
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SCM/ロジスティクス物流不動産開発と物流オーケストレーション①
2022年09月12日
福岡県の物流施設建設が活況だ。EC市場拡大とともに福岡県の物流施設のスペースが急速に逼迫したことだ。 福岡県は大消費地を抱える割に物流施設数が少ない状況が長らく続いてきた。24年にトラックドライバーに対する残業規制の猶予…more
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新規事業EC企業のメディカル事業 ~その次に見えるもの~
2022年09月05日
米EC最大手(以下、当社)が中小薬局と組み、日本で処方薬のネット販売をローンチするとのこと。当社は今回、自社倉庫ではなく、提携の中小薬局の在庫拠点から集荷・配送するとのことだ。…more
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新規事業OMO(Online Merges with Offline)の成功要因
2022年08月29日
O2O(Online to Offline)からOMO(Online Merges with Offline)へと、EC店舗と実店舗を融合した差別化施策が普及しつつある。韓国ではOMOを活用した企業が年平均成長率、数十%…more
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新規事業EVの潮流における石油元売り企業の事業構造改革
2022年08月08日
石油元売り企業大手は、超小型EVを2023年度にも展開する。提携するスタートアップ企業が開発するEVのリースやカーシェアリングのサービスを提供、ガソリン需要減少のなか、EV関連事業を拡大して収益確保を狙うとのことだ。石油…more
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SCM/ロジスティクス物流企業の統合、協業から統合のシナジーを考える
2022年08月01日
冷食メーカーの物流子会社が国内の物流子会社を再編する。2023年4月に冷凍食品や畜肉などの全国配送を手がける会社と、輸入商材の保管を強みとする会社を統合する。統合を通じて輸入商材の保管から配送を一貫して扱えるようにして物…more
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ファイナンスESG(環境・社会・企業統治)投資とサプライチェーン・ガバナンス
2022年07月25日
ESGマネーが日本株を素通りするリスクが浮上している。国際金融協会によると株式運用するESGファンドへの資金流入額は2022年1~3月に412億ドル(約5.2兆円)、2020年同期間の2.5倍の規模とのこと。 証券会社大…more
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経営戦略O2O、ショピングセンターの活用法
2022年07月18日
GMS大手は、ドレスやリクルートスーツなどレンタル衣装店を2025年までに現在の10倍の20店舗にする。売上高は21年度に前年度の3.3倍に拡大した。同社のレンタルサービスは現状、インターネット経由の宅配が中心だが、気に…more
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AIAI活用の勘所
2022年07月13日
大手携帯会社と日本気象協会は、小売や飲食業向けに、人流と気象からAIで来店客数を予測するSaaS型のサービスが1店舗あたり月額5390円で、導入できるとの報告があった。 提供に先駆けて、行われた実証実験では、食品ロスは3…more
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ITテクノロジー金融機関のDX支援、中小企業の入口・出口戦略
2022年07月10日
メガバンク子会社2社が中小小売店などのDX支援で連携する。店頭販売品の決済と在庫管理を一元化するサービスを今春から始めた。 当子会社は小売店向けに展開している既存の決済プラットフォームに、オプション機能として在庫管理シス…more
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SCM/ロジスティクスサプライチェーン・ガバナンス、国内生産回帰②
2022年07月04日
前回コラムではEV用部品メーカーの国内生産回帰を紹介したが、今回は、さらに進化した国内生産のクラスター化である。 工場自動化の関連設備を手掛ける部品メーカー大手は、国内工場の近隣に2025年春までに工場を新設(400億円…more
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SCM/ロジスティクスサプライチェーン・ガバナンス、国内生産回帰①
2022年06月27日
電子部品メーカー大手はEVに使う電子部品の新工場を岩手県に設ける。500億円を投じ、2024年末に生産能力を現在の約2倍にする。 電子部品及び半導体は米中対立を背景にサプライチェーン・ガバナンス(弊社提唱)の重要性が高ま…more
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AIAIを活用した接客力の向上
2022年06月20日
エレクトロニクスメーカー大手(以下、当社)がAIを活用した顔表情の読取技術を接客に生かす取り組みを始めた。当社は飲食店で客の興味のありそうなメニューを提案する仕組みを開発し、的中精度は7割だった。 当社はサンドイッチの外…more
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SCM/ロジスティクスEV業界、規模の経済力から規模の競争力へのパラダイムシフト
2022年06月13日
中国政府によると2021年のEV乗用車の輸出台数は20年比で約3倍の49万9573台に急伸、2位のドイツに2倍以上の差をつけて世界首位を獲得、また英調査会社の調べでは21年の中国のEV生産台数は294万台(世界の6割)と…more
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AI中小小売業のAIを活用した人流予測
2022年06月06日
通信キャリア大手は小売など実店舗の集客に生かせるビッグデータを低価格で提供する。人流、気象のデータのAIサービスを2022年度にも月額5,390円で始める。同様サービスは月額10万円以上するケースが一般的だった。ビッグデ…more