CONSULTANT COLUMN
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SCM/ロジスティクスドローン配送の未来
2020年11月12日
宅配会社大手が、2022年度中にドローンを使った配送を開始する。22年度中にドローン飛行の規制が緩和(有人地帯の飛行に必要な地上から見張る補助者が不要となる)される見通し。荷物の量に比べ配送区域が広い過疎地を抱える島根など3県で導入を予定し、20年12月から小型荷物を携行した実証実験を行う。市街地配送における乗務員・配達員不足に対応するとのことだ。…more
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経営戦略メガネ移動店舗のラインロビング
2020年11月09日
コロナ禍において、メガネ小売大手が新規出店を移動店舗中心に切り替える。検眼機や加工機を積み込んだ大型車両を、23年末までに110台導入予定で、高齢化も進むなか、客を待つより店の方から出向くビジネスモデルに転換するとのことだ。20/1月から試験運用している移動店舗は、接客から商品の受け渡しまで完結でき、車両代を含め、初期投資は通常店舗の2~3割程度。老人ホームや商業施設に出向いて駐車場に陳列台を広げて販売するとのことだ。…more
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SCM/ロジスティクス超短納期 VMIの進化
2020年11月06日
機械工具卸大手が超短納期を試行している。顧客工場内に専用棚を設置、在庫増減を常時把握。工具や消耗品の需要予測により、VMI方式で商品(資材)を先行補充しておく。顧客は棚から使用した時点で購入(調達)となる。…more
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SCM/ロジスティクスIT企業の物流機能子会社化
2020年11月02日
韓国において、ネット最大手と食品や物流、エンターテインメント事業等を運営するコングロマリット企業が包括提携する。相互に株式を取得してネット通販やコンテンツ配信などで協業するとのことだ。…more
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SCM/ロジスティクスサプライチェーン・ガバナンス ~産業スパイ対策~
2020年10月28日
過日、日本企業(メーカー)の社員が他国に製品情報を漏洩した報道があった。産業スパイ対策に関しては、物流においても、対策の脆弱性が指摘されている模様だ。日本の物流会社には、多種多様な荷主の機密情報が通過している一方、トレーサビリティーやセキュリティー対策への投資が不十分な物流施設が多いとのことだ。…more
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IoT建機メーカーのIT企業化
2020年10月22日
建機メーカー大手が建機に搭載していた遠隔監視システムを事業化(外販)する。月5万円程度からの利用料で他社ブランドのダンプトラックに搭載、工事会社などの現場管理を効率化する。建機だけではなく関連事業で培ったサービスの知見も製品として販売、ソフトで稼ぐビジネスモデルが製造業にも広がってきた模様だ。…more
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SCM/ロジスティクスサプライチェーンの複線化
2020年10月18日
コロナ禍において中国からの部品供給が滞り、日本の自動車業界等の調達に影響が出た。政府は補助金給付により日本企業のサプライチェーンの中国依存を変えるため、東南アジアへの生産分散を促進させる。ASEAN全体を対象に、サプライチェーンを複線化できる拠点を設置した際に補助金を出す。補助金(20年度1次補正予算は東南アジア内生産拠点分散補助金に235億円計上)は大幅増額する見込みとのことだ。…more
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マーケティング家電量販店の接客を考える
2020年10月14日
コロナ禍において家電量販店の業績回復に明暗が分かれている。郊外型の家電量販店は例えば、緊急事態宣言が解除された6月の全店売上高で、前年同月比4割以上伸長、7~8月も同比1割増が続くとのこと。一方、都心型の家電量販店は、6~8月の売上高は前年同期比1割下落、インバウンド含めた来店客の減少に加え、コロナ禍による商品の供給網の乱れも要因とのことだ。…more
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SCM/ロジスティクスコロナ禍におけるサプライチェーンの停滞 ~輸送力の足かせ~
2020年10月11日
コロナ禍においてサプライチェーンが停滞し、在庫不足により米年末商戦の足かせとなるおそれが出てきた。海運や空輸の減便で中国発の輸送需給が逼迫し、米国の商品在庫は歴史的な低水準、コンテナ船運賃は、3900USD/FEU(約41万円)と昨年同時期の3倍弱(過去最高水準)とのこと。…more
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ブロックチェーンサプライチェーン・ガバナンス③ ~モノからデータへのガバナンス~
2020年10月05日
前回の寄稿において、サプライチェーン・ガバナンス(以下、SCG)構築の一つの方向性として、チャネルキャプテン企業が、サプライチェーンの構成企業にIT企業化した製造・部品メーカーを参画させることに言及した。その協業の上で、SCG構築の成功要因を考察したい。見える化、ルール化、ブロック化である。…more
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ブロックチェーンサプライチェーン・ガバナンス② ~モノからデータへのガバナンス~
2020年10月02日
前回(9/28)、サプライチェーン・ガバナンスについて寄稿した。 サプライチェーン・ガバナンスはサプライチェーンを構成する企業群において、チャネルキャプテンとなる企業数社が主導して業界全体でのサプライチェーンのプラットフォーム及び取引条件を設定、中小企業を含めてその仕組みの中でエンドユーザーまでの供給網を整備することである。…more
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ブロックチェーンサプライチェーン・ガバナンス ~モノからデータへのガバナンス~
2020年09月28日
企業のサプライチェーンを狙うサイバー攻撃が急増している。セキュリティ対策が脆弱な中小企業にランサムウェアを仕掛け、ウィルス解除金と盗んだ設計図などの機密データを公開すると二重に脅迫する。自動車メーカー最大手のサプライヤーへの攻撃が相次ぎ、世界中に広がる下請け企業や取引先が、製造業大手の弱点になっているとのことだ。…more
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SCM/ロジスティクスアマゾンジャパン 秒速の物流力強化
2020年09月23日
アマゾンジャパンが、10月までに首都圏4カ所で物流施設を開く。物流施設は計21カ所となり、総面積は19年比で4割増え、延べ床面積は計125万m2と、財閥系倉庫会社などの倉庫専業の大手企業と同規模となる。…more
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新規事業美容業界へのインパクト ~JV設立のシナジーはあるのか~
2020年09月17日
先月、化粧品メーカー大手と美容機器メーカーがJVを設立した。21年にはスキンケア商品と美容機器技術を組み合わせた新商品を日本、中国で発売するとのことだ。消費者の美容意識のさらなる高まりと、巣ごもり消費において、自分にあったよいモノには対価を払うという消費者購買行動が、この新商品の販促を期待させる。…more
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SCM/ロジスティクスタクシーによる飲食品配送の全面解禁
2020年09月14日
国交省が10月からのタクシーによる飲食品配送の全面解禁を発表した。コロナ禍において、4月に飲食品配送を特例許可したところ、利用が好調だったため、当初期限の9月末を当面延期する。6/12付コラムで紹介したが5/1時点で特例許可の事業者数は900社のところ、9月初では1740社と、倍近い企業が飲食品配送の特例許可を受けたことになる。…more
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SCM/ロジスティクスフィジカルインターネットの潮流
2020年09月10日
フィジカルインターネットの考え方が欧米だけではなく、日本にも広がりつつあるようだ。フィジカルインターネットとは、物流施設やトラックなどの物理的な機能を利用して、インターネット上で情報が動くのと同様に、効率的にモノを運ぶ物流を意味する。…more
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AIコンビニエンスストア(CVS)の購買データを活用したデジタル広告
2020年09月07日
総合商社大手と傘下のCVSが、IT企業と組んで、CVSの購買客データを活用したデジタル広告の新会社を年内に設立すると発表した。購買客の嗜好に合った広告をスマホなどに表示、販促する。当面はCVSの決済アプリなどで商品を購入した際のデータを蓄積。購入する可能性が高い人に広告を送る。当取組みはドラッグストアが先行しているが、CVSでは初の取組みとのことだ。…more
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ITテクノロジーデザイン思考とコンサルティング
2020年09月03日
SIer大手がデザイン思考の知見を備えた専門人材を今後3年間で1,000人育成すると発表した。顧客の潜在的ニーズを掘出し、課題解決策を提案するコンサルティング事業を強化する狙い。付加価値の高いビジネスモデルを構築し、収益力を高めるとのことだ。…more
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SCM/ロジスティクス次世代ネットスーパーの成功要因
2020年09月01日
SM最大手が、2023年にネットスーパー対応の自動倉庫を千葉に建設すると発表した。協業する英ネットスーパーの知見を生かし、AIやロボットを活用した倉庫を稼働させる。現行、店舗集品・梱包・配送を人手で対応しているアナログ型ネットスーパーから、注文品を倉庫から消費者に直接届ける仕組みに移行する。コロナ禍における巣ごもり消費に対応する次世代倉庫建設とのことだ。…more
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SCM/ロジスティクス直物性代替肉の台頭によるサプライチェーンの変化
2020年08月27日
ネスレ日本が植物性代替肉を2021年に日本市場に投入する。ハンバーガーチェーンやレストラン等の業務用販路を開拓する。ヴィーガン、ベジタリアンが定着している欧米のハンバーガーチェーンでは、すでに代替肉を使用したメニューを販売している。19/5月、米国ビヨンドミートがNASDAQ上場初日に3倍の株価をつけたのは記憶に新しい。…more