IMFより2020年の世界経済の成長予測(%)が発表されている。主要国は以下の通りマイナス成長である。アメリカ –5.9/ドイツ –7.0/フランス -7.2/イタリア -9.1/スペイン -8.0/日本 -5.2/イギリス -6.5/カナダ –6.2/ASEAN原加盟5か国 -0.6となっている(2021年は記載国の全てはプラス成長の予測)。一方、中国 1.2/インド1.9は若干であるがプラス成長を予測している。この予測も今後の状況に応じて変化する可能性もあると考える。これは各国の指標であるが、サプライチェーンはボーダレス(国境がなく)で、つながっている。生産国の能力、消費国の能力、加工・物流国の能力等が同調しないと、どこかにモノ(原材料・製品・資材)とヒト(労働力)の在庫が溜まる。他国間で当指標を比較するよりは、サプライチェーンを構成する企業が所在する国の経済状況を注視していく必要がある。
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IMF世界経済見通し 2020年4月「世界経済見通し(WEO)」
グローバル戦略
2020年04月20日