エレクトロニクスメーカ大手は協業先と物流の効率化に向けた実験を開始。AIカメラの技術を物流に展開する。倉庫の空棚をリアルタイムで把握。入出荷データ等と組み合わせて、作業員に最適な置き場を伝える。物流業界で深刻になっている人手不足の解決を狙うとのこと。庫内作業においては既製のWMSのソリューションがあり、従前より空棚の管理、自動補充指示等の機能は装備している。
AIカメラを活用した在庫管理の普及加速の観点より、店舗ショーケースの在庫管理の高度化を考える。現在もAIカメラを活用した店頭在庫管理(食品スーパー等)の実例はあるが、例えば総菜のショーケースの品薄状況をAIカメラが探知、バックヤードでの加工作業指示の自動化である。また加工品をバックヤードから自動搬送でショーケースに運搬し、店頭従業員へ自動通知の上、補充作業を行う。店頭在庫のカウント→加工作業指示→加工→搬送→補充の工程を極力自動化することで労働力不足を軽減するのである。