食品メーカー大手が昨年末に自社のレシピサイトでAIが献立を自動提案するサービスを開始した。AIが提案した献立に必要な食材を配送するサービスである。物流ベンチャーと提携し、当社の買い物代行サービスと連携するとのことだ。
価格は、食材費(4人分の献立1セット当たり2000円前後)に加え、配送料となる。献立の作成から調理までの負担を減らせるため、レシピと食材がセットになったミールキット提供サービスの利用率が増加しているとのことだ。
日々の献立に悩む家庭の従前からのニーズと、コロナ禍において、その食材を宅配できるという利便性をマッチングさせたオンデマンドのデリバリーサービスと捉えられる。しかしながら、家庭の観点では1件単位の献立よりは1週間あるいは3日間程度の献立と、その総量を換算した食材を一括宅配する方が利便性が高いと考える。生産管理の領域では当然の食材(原料)の所要量計算である。このようなプラスαのサービス機能を付加することで差別化されたサービスに昇華すると考える。
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料理献立のオンデマンド・デリバリー
AI
2021年01月07日