Supply Chain Review に食品・飲料業界におけるサプライチェーンの可視化のためのデータ整備の手順を紹介している。1)データを収集できる環境を整備する。IoTを活用することで、企業がEnd to Endデータを把握できる状況になってきている。環境整備には、もう時間を要しないのである。2)データの一貫性の担保である。データの分断、項目不備等、いわゆる使えないデータが溜まっている状態である。これを確実に整備しないと全くデータ活用の効果が発現しない。3)当然ながら、データのセキュリティの担保である。4)最後に、データ整備に積極投資することである。トレーサビリティへの投資はコストと捉えており、企業・商品ブランドの維持・向上と捉えていない企業が多いということである。サプライチェーンの可視化(透明性と正確性)に対する消費者ニーズは強まる一方、このデータ整備を「戦略的投資」と捉え、実行する重要性を紹介している。
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食品・飲料サプライチェーンの可視化に必要なデータ整備 4つの手順
SCM/ロジスティクス
2020年04月29日