4/8の新聞記事において食品メーカー等の新型コロナウイルスに対する物流対策が紹介されている。配送の増便、原料在庫の積み増し、庫内作業の応援等、この緊急事態に対応しているというものだ。ここで、ある食品メーカーの納品リードタイムの変更について注目したい。従前の当日受注の翌日配送（DAY１）ではなく、受注後、翌々日配送（DAY2）に変更し、トラック、庫内作業の労働力不足を緩和するというのだ。このDAY2のリードタイムは一部のメーカーではすでに実施しているが、需要予測、在庫スペース等の課題が解消されれば、DAY2が業界全体に普及することにより、物流コスト改善、労働力確保の一助になると考える。