新型コロナウイルスの影響で多くの実店舗は営業自粛になり、実店舗の売上が減少している一方、EC販売が好調である。「JCB消費NOW」の調査によると、「EC」分野は2月前半が前年同月比、0.3%と微増だったが、後半になって4.6%と大幅に伸びた。それは外出自粛のため、平日の夜や週末に自宅で買い物を楽しむ人が増加したと推測される。衛生用品、除菌類品をはじめ、アパレルや雑貨も売上を伸ばしている。アパレルブランドのユナイテッドアローズは2020年3月の売上高が前年同月比25.3%の減収の中、ネット通販売上高は同23.8%増加した。MASHグループは3月からほぼ毎週末3日間キャンペーをECサイトで実施し、増収を果たす。アメリカや中国と比べ、実店舗版売がメインとしている日本はこれからEC販売へのシフトスピードが速まると考える。SNSでプロモーション(インスタライブの開催、インフルエンサーの起用)、ECサイトでの販売する方式は益々活用される。これからのECサイトの動向も引き続き注目すべきである。
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新型コロナウイルスによるEC販売への影響
マーケティング
2020年04月17日