エレクトロニクスメーカー大手は3月初、テレビ番組の映像や音声をAI分析し、販売促進に役立つ情報として小売業へ提供する実証実験を始める。画像や音声認識技術を活用し、番組内で取り上げられた商品について紹介内容や関連商品を分析、小売業に提案する。小売業は売れ筋になり得る商品として販促策を練られる。情報提供先から受け取る収益を一部放送局へ支払う事業モデルを想定している。効果や課題を検証し、事業化の可否を判断するとのこと。
消費者購買動機をさらに思考する場合、サイバー上のインフルエンサー(Youtuber等)と提携するのはどうだろうか。消費者はテレビ番組の商品紹介内容を受け入れるだけではなく、その商品をお気に入りのインフルエンサーがどのように紹介するかに重点を置く。商品 x インフルエンサーのコメント(xxxの点がかわいい、とか、xxとの相性がいいとか)をAI分析し、販促手法を提案するのである。