新聞記事でコロナ在庫というキーワードを紹介している。これはグローバル展開しているアパレル企業が、韓国での反日不買、香港の政情不安、日本の消費増税と暖冬のなか、需給調整不足で在庫が滞留している。その状況下でCOVID-19影響により店舗販売困難なため、さらに在庫が積み上がるということである。この事例は他企業にも同様のことがいえよう。今後、資金、人材を確保し、生き残った企業が販売回復する局面において、コロナ在庫の解消が課題として対峙していくことになると考える。在庫というのは製品在庫にとどまらない、原材料、半製品、資包材、その商材の保管コスト等、多岐にわたる。常時の需給調整の重要さを痛感する事例である。
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コロナ在庫
グローバル戦略
2020年04月22日