中国のEC最大手が2030年までに、事業活動における温暖化ガスの排出を実質的にゼロを目指すと公表、60年までにCO2排出量の実質ゼロを目標に掲げる中国政府の方針に対応するとのことだ。
20年9月に開設した大規模クラウドデータセンターで、特殊な液体冷却剤の中にサーバーを沈める世界で初めてのシステムを採用。空調に比べ冷却効率を高め、温暖化ガスの排出を抑える取り組みが稼働しているとのことだ。
今後はECでの販売品の包装の軽量化にも本腰を入れると発表。実践することで競合他社も追従し、包装改革が起こると推察される。包装材質の変化、包装工程の簡易化・自動化、消費者の包装に関する意識変化が顕在化すると考える。これを受けて、包装業界も商品開発力、庫内の包装工程の改善提案力等の機能強化が必要となる。ビジネス環境における変化対応型企業が生き残るのである。
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カーボンニュートラルに向けたECの包装改革
SCM/ロジスティクス
2022年03月07日