TIC | 株式会社東京コンサルティング研究所

アパレル オンライン試着のKFS

仮想試着システム企業は5月、アパレルECサイトで自分の顔を商品の着用画像に合成できるサービスを開始。実際に試着をしなくてもオンライン上で服を購入する際に自分の顔に服が似合うかどうかを確認できるようにする。モデルの着用画像やスタッフのスナップなどに撮影した自分の顔を合成可能、この新機能を利用した場合の購入率は4.2倍とのこと。自分に合うサイズだけでなく、似合うかどうかも併せて確認できるようにすることで購入率向上や返品削減につなげるとのことだ。
さらに購入率向上のために自分のクローゼットにある洋服・洋品をデータ化するサービスはどうだろうか。あらかじめデータ化しておき、オンライン試着した商品とのコーディネートを提案する。さらにデータ化した既存服に合う他商品の「ついで買い」を促進するのである。オンライン上の試着室の滞在時間を最大化する施策として新商品x自分の既存品の組合せを無限大に提案し、購入しなくとも買い物カゴ機能に商品を入れておくのである。買い物カゴは留め置き期間(在庫キープ)を設け、留め置き期間をワーニング通知し、さらに購買欲を刺激するのである。

竹本 佳弘