CONSULTANT COLUMN
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意思決定の手法【最終回】
さて、既存の手法として富田氏の鬼速PDCAがある。これによりPDCAは「前進を続けるためのフレームワーク」というイメージに切り替わるといえる。ゴール、プロセスとPDCAを階層づけて入れ子にしていくものであり、小さなPDC…more -
OODAループの実例
今回はOODAループの実例を挙げていこうと思う。まず軍事上の例を挙げる。第二次世界大戦初頭のドイツ軍による電撃戦である。当時、ドイツ軍はフランス軍に対して質量ともに劣っていたことはあまり知られていない。当時マジノ線と言う要塞が独仏国境付近に張り巡らされており、これによってドイツ軍はフランスに侵攻できないはずであった。し…more -
PDCAとOODAループの違いと類似性
まず、意思決定の仕組みであることだけは類似している。しかし、スピード、急激な変化への対応力には大きな違いがある。よって、OODAにはPに対応する過程と言うような対応は存在しない。旧来の集権型組織に適合するのがPDCAで、自律分散組織に適合し、新たな変化局面に強いのがOODAといえる。よって、現状問題がなければ、何らPD…more -
OODAループとは?
今回はOODAループについて解説します。初歩的な話なので、詳しい方には退屈な話かと思いますが、お付き合いください。 OODAループは人間であれば誰もが行なっている4つのプロセスである。そのステップとは、「観察(Objective)」「仮説構築(Orient):ビッグオー」「意思決定(Decide)」「実行(Act)」の…more