4/16の新聞記事に中国リービャオ・ロボット社の物流ロボットの紹介がある。従前からの労働力不足解消の一助として倉庫内作業の仕分けをロボットが代行する。労働力確保という課題から解放され、且つ10-20%のコスト削減になり、ROIは3年以内ということだ。倉庫内作業を詳細に見ると、入荷、保管、ピッキング、梱包、仕分け・出荷となるが各作業においてロボットが活躍する。COVID-19の影響でネット販売がさらに活況となり、事態終息後も、ネット販売が定着することが想定される中で、さらにロボット化は進むと考えられる。グローバルでは物流ロボット市場は3兆円以上ということだ。これからは、引き続き、倉庫内作業改善のスキルが求められる一方、物流ロボットソリューションを複雑・短期・低コストで組み合わせられる物流オーケストレーションのスキルが求められる。
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物流ロボットの躍進
ロボティクス
2020年04月16日